フライパン「ジュウ」は大阪の町工場で職人が1点1点手作りした鉄フライパンです。
製造工程上、金属の色味に個体ごとに異なる揺らぎがあります。また、使うごとに油が染み込み徐々に黒く色づいていきます。
使えば使うほど変化する手作りの鉄フライパンならではの味わいとしてお楽しみいただければ幸いです。
木部は木そのものの質感を活かした無塗装仕上げです。調理用の植物油などを表面に擦り込む事で、より味わい深い質感にすることが可能です。
使う人ごとに異なる、時が経つほどに変化していく熟成の過程をお楽しみいただくために、ぜひ長くご愛用ください。
【鉄フライパン】
①お手元に届きましたら食器用洗剤で鍋をよく洗い、その後水気を十分に取ってください。
②適量の油を入れ加熱し表面全体になじませ、その油を拭き取ってください。
③再度油を入れ本体を加熱し、温度が上がってから調理してください。
【木の持ち手】
①キッチンタオルなどを使って調理用の植物油を木部になじませてください。
②木部は焦げや燃焼の恐れがあるため、中火〜強火の際には外して調理ください。
①本体が温かいうちにパームタワシやササラ等で洗剤をつけずにお湯で洗ってください。
②洗浄後、加熱し水気を飛ばしてください。
③しばらくご使用にならない場合は、鍋全体に食用油をひいて保管してください。その際、持ち手全体にも油をひけば、より一層長くお使いいただけます。
美味しい調理のコツは1枚目写真のように弱火でじっくり焼くこと。パンも焼きおにぎりも、お肉も野菜も、チャーハンも餃子も、焼きそばもパスタも。どんな料理でも弱火でじっくりが美味しさの秘訣です。
つい、2枚目の写真のように、フライパンに直火があたる方が美味しく焼けそうにイメージしてしまうかもしれませんが、これは逆効果。
真っ黒く焦げ付きやすい上に、中まで火が通らなくなり、素材の味も引き出せません。
もちろん、鉄フライパン自体は火に強い物なので、水気を飛ばす時や油をなじませるときに2枚目写真のように加熱すること自体はオーケーです。
しかし、料理を美味しく作るなら、弱火で!おいしさが詰まったパリパリの「美味しい焦げ目」は、弱火からしかできません。じっくり待ちましょう。
・しつこい焦げがついてしまって、なかなか取れない時には、水を入れて沸騰させてから焦げを落としてみてください。
・鉄フライパンに油を薄く引き、少し油煙が出る程度まで加熱すると、油が定着します。これを何度か繰り返すことで重厚感のある黒いフライパンへと育っていきます。 (※日常的に調理していれば徐々に黒くなりますが、急いで黒くしたい方はやってみてください。)
①スイッチを入れる前にフライパンの底全体が隠れるくらいの少し多めの油を入れます。
②火力を「弱」からスタートして2分ほど熱し、その後調理にあった火力に調整してください。
③余計な油はオイルポットに戻してください。
④適量の油を入れ、調理物に適した火力(中火以下で十分です)に設定して料理を始めてください。
その他のお手入れに関するご不明点は、本体に同梱されている取扱説明書をご覧ください。